私の何にも代えがたい秘かな楽しみは、世界旅行です。 つい先日も、イタリアは世界三大夜景のナポリに行ってきました。
紺碧の地中海に浮かぶシチリアにも足を延ばして写真をパチリ、帰ってきてから水彩画に移しています。 2週間ほど滞在したスペインの古都グラナダは食も美味しく、明るく陽気なスペイン人に魅惑されました。
カナダ西部のバンクーバー島は花の島、メキシコ湾海流の温暖な気候が家族ともども身も心も癒してくれました。 オスロのオーロラも神秘的だったし、カンボジアのアンコールワットも良かった!
「本当にいいなあ〜、旅行って。こんどはどこにしようかなあ〜。」
肩をポンポン。 「先生!レントゲンおねがいしまあ〜す!」
そんな、はずないですねえ。そんなはずないです。
私の世界旅行はじつは診療の合間に伺う患者さんからの話、それが何にも代えがたい楽しみなのです。 だってですよ、ただで、時間もかけずに、世界各地の生の話しを伺えるのですから。
叶わぬ夢の代償行動っていうのかもしれませんが、おかげで私も想像力たくましくして、しっかり世界旅行。