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なぜ若者は平気で電車内で化粧をし、
おじさんはそれに当惑するのか
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最近、電車内での化粧が話題にされている。
一部の若者が平気で電車内で化粧をし、それに対して一部のおじさんは羞恥心がないと当惑する。
なぜなのだろうか。
電車内で化粧をする若者とそれを観察するおじさんとでは、化粧をとらえる場の視点が異なっている。
おじさんは電車の中という環境関係枠でみている。
そういう衆人監視の中で若者は羞恥心もなく平気で化粧行為を行っていることに不可解さを感じている。
一方化粧をしている若者は手鏡の中に映し出された自分自身という対象物関係枠でとらえている。
自室や洗面所でひとり、鏡に向かって行う化粧行為となんら相違はないのである。
彼らにとって周囲の乗客は背景として無地化されている。
電車の中で他人の視線という環境関係枠をもたない若者に羞恥心は生じない。
なぜなら、羞恥心とは私たちの心に取り付けられた警報装置であり、
他者から自己がどう見られているかを感知するセンサーであるからである。
電車内で化粧をする若者とそれを観察するおじさんとでは、化粧の概念も異なっている。
おじさんは人前にさらすべきものではないという
伝統的固定観念に基づいた駆概念動型処理をしている。
他方、電車内で化粧をする若者は、
友達のみんなが行っている普通の行為であるという
個人的データに基づいたデータ駆動型処理をしている。
若者にとって化粧はこだわりのグッズを使って行うかっこいい自己表現である。
だから他人に露見してなんら支障がない。
 
行為者の若者と観察者のおじさんとの間には
電車内での化粧行為をとらえる情報処理基準の相対性がある。
その結果、異なった解が得られているだけの話である
2008年2月 札医通信
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