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母さんの好きなものはなんだったっけ ささやかに生きて行くことに致しましょう
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連休数日前のある夜、自宅の電話が鳴った。
今年のはじめからやれ便秘だ、不眠だと
何かにつけ電話をかけてきていた母親からだった。
声を聞いて内心あーまたかと思いつつ
気のない返事をしていると、
何とか早く入院できるよう手筈をとって欲しいという

以前から胆石でかかっていた旭川の病院に検査入院の予約をされたらしい。
口が乾くし、食欲がなく今年に入って数キロ体重減少、
腹水がたまっていると言われたとのこと。

これはただ事ではないと、
翌日主治医の先生に連絡をとり早めに入院させてもらった。

もし悪性のものが見つかったらどうしよう、
母さんの好きなものはなんだったっけなどと、
とりとめもないことを思いつつ連休初日に車を旭川に走らせた。

ところが病院のベットはもぬけのから、
近郊の実家に足を伸ばすと両親が生寿司で迎えてくれた。

検査は連休の谷間の予定ですることがなく外泊したと言う。
幾分拍子抜けしながら体の調子を聞くと
今は薬のせいか自覚症状はほとんどない様子、
確かにやせてやつれた感じは否めないが生寿司を口に運ぶ姿に多少安心した
昭和3年生まれの73才、
喜寿を迎える父と二人で今年も仕事を始めた矢先。
まだまだ老け込む年ではないのに、
長年、自然の中で従事する仕事は両親の顔や手足に深いしわを刻み込んだ。

好きなものを食べて、きれいに着飾って、旅行を楽しんでなどということは知らない。
ひととおり体の調子を聞くと、
あらたまって話すこともそれほどなく
30分ほど昼寝をして帰ってきてしまった。

車のトランクに
例のごとくたくさんの生活物資をもらった代わりに
「絶対、体は大丈夫」と無責任な言葉を言い残してきたが、

今度も母さんの一番好きな食べ物を聞くのを忘れてしまった。
もう少しいてあげればよかったかな?

何とか検査結果が吉と出ますように。

H14年  南区支部だより
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