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5. 間歇性跛行(かんけつせいはこう)
 
質問:

76歳の主婦です。
以前から犬を連れて30分ほど散歩する習慣があるのですが、半年前から2〜3町歩くと右足のふくらはぎが張ってきて休むようになりました。10分ほど休むとまた歩けるのですが、続けて歩くと同じ事の繰り返しです。
どのような病気が疑われますか。何かを受診すればよいでしょうか。


答え:

あなたの症状はたぶん間歇性跛行といわれるものです。
休み休みでないと長距離を続けて歩くことができない症状をこう言います。
原因は腰椎に病気がある場合と、下肢の動脈に異常がある場合があります。足に行く神経が通る腰部脊柱管が狭いと、神経は腰で圧迫されて神経に十分な血液が流れません。そのため長距離を歩くと足のしびれ、脱力感などが出てきます。 これを神経性間歇性跛行と呼びます。
一方、足に行く動脈が閉塞性動脈硬化症などで細くなると足の筋肉に十分な血液が供給されずに、やはり長距離を歩くと足のふくらはぎの張り、重いだるさなどが出てきます。こちらは血管性間歇性跛行と呼ばれます。

 神経性間歇性跛行は腰をかがめたり、横になると脊柱管が広がって神経への血流が増加します。
血管性間歇性跛行も歩くのをやめると徐々に血流が足りてきます。そのために両者ともに休むと歩行障害が改善してきます。
ご自分でも自覚症状からどちらの間歇性跛行かをある程度区別することができます。 下記の表をご参照ください。
その結果、神経性が疑われるなら脊髄・脊椎を専門とする整形外科か脳神経外科を受診してください。血管性が疑われるなら総合病院の血管外科を受診してください。
脊柱管狭窄症に対する手術は、背骨の一部を削って脊柱管のスペースを広げる比較的安全で体に負担の少ない手術です。術後特別安静は必要なく、入院は通常2週間程度で済みます。
動脈硬化による血管狭窄に対する手術も、最近はカテーテルなどで血管を内腔から広げるだけで短期間の入院で済むことも少なくないようです。

   

 
 
神経性間歇性跛行 
血管性間歇性跛行 
立っているだけで足に痛みを感じる
あり
少ない
前かがみになると楽になる
あり
少ない
腰痛がある
あり
なし
下り坂が歩きにくい
あり
少ない
ふくらはぎに痛みを感じる
ときに
あり
自転車に乗っていても足が痛む
少ない
あり
糖尿病がある
少ない
多い
脳梗塞や心筋梗塞になったことがある
少ない
多い
煙草を吸う
少ない
多い
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