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1. 抗凝固薬ワーファリン 2. 片頭痛の治療薬の使い分け    
 
2.  片頭痛の治療薬の使い分け
   
質問: 片頭痛でかかりつけ医にかかっています。最近また、片頭痛の新しい薬が増えたそうです。片頭痛の一般的な治療法、特効薬について教えてください。

答え: はい、そのとおりです。片頭痛の特効薬とはまとめてトリプタン製剤といわれるものです。片頭痛の原因である脳内のセロトニンの分泌を正常化して、頭痛を消失させる働きをします。
従来4種類でしたが、H20年1月からナラトリプタン(商品名アマージ)が発売され5種類になりました。
どの薬をいかに使い分けるか、頭痛の専門家でも迷うこともあるようです。ご本人の頭痛と薬との相性もあるからです。
最初に発売されたスマトリプタン(イミグラン)は第一世代とも呼ばれ、脂溶性が低く脳内に移行しにくいため、無効例が30%程度あるとされています。その欠点を補うため第二世代として脂溶性をあげたゾルミトリプタン(ゾーミッグ)、エレトリプタン(レルパックス)、リザトリプタン(マクサルト)が開発されました。これらの中ではレルパックスは作用時間が長いため同日の頭痛の再発はほとんどない、マクサルトは口腔内崩壊錠があり唾液のみで数秒で溶解し、外出時などに便利であるなどの特徴があります。そして今年発売されたナラトリプタン(アマージ)は、作用時間がより長く、持続性の片頭痛に有効とされています。
片頭痛の急性期の治療法にはこのトリプタン製剤が第一選択薬ですが、従来のエルゴタミン製剤も、現在でもときに使えわれます。トリプタン製剤が無効なときや、閃輝暗点などの前兆がはっきりしていてその時に服用可能な場合などです。吐き気には並行して制吐剤が使われます。軽度の片頭痛は一般的な消炎鎮痛剤で対処可能なこともあります。
これらの急性期の治療薬とあわせて、片頭痛の予防薬も発売され、片頭痛はコントロール可能になりつつあります。どの薬剤も同様ですが副作用があり、正しく使わなければなりません。片頭痛の急性期治療薬、予防薬について使用法と注意点の概略を表にまとめました。現在、貴方が処方されているお薬がどれに当てはまるのか、ご参考にしてください。
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